2025/02/02
All on 4に関してYSCの今後への取り組み
All on 4もしくはX とは、インプラント適正な位置に4本もしくはもう数本で全体を支える方法です。
皮質骨でしっかりと固定を得ること、咬合平面をしっかり作ること、一気に進めることなど大変ですが、短期間で口腔内を改善できる一つの方法です!
All on 4のメリットとデメリット
All on 4には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも理解しておく必要があります。
メリット
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治療期間の短縮:即日で固定式の仮歯が装着可能。
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外科的侵襲の軽減:従来の全顎インプラントに比べて少ない本数で補綴が可能。
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費用対効果が高い:本数を減らすことでコストを抑えつつ、しっかりとした機能回復が可能。
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顎骨の吸収を抑制:適切なポジションにインプラントを埋入することで骨の吸収を最小限に抑えられる。
デメリット
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義歯の知識が必須:補綴設計や咬合の管理が不可欠。
★All on 4に必要な補綴の知識これはものすごく大事!!!
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All on 4を適切に施術するためには、義歯の知識が不可欠です。欠損補綴には 1本からの補綴、複数歯欠損、そして多数歯欠損 まで幅広い症例があり、それぞれに適した治療計画を立てる必要があります。
特に重要なのが 咬合平面の診断 です。
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メルボルンでの研修を通じて、技術の進化を体感し、日本での診療に活かしていきたいと思います。今後はYSCでも、インプラント治療の一つの選択肢として研鑽と努力に努めてまいります。